自然と暮らす まほなび
◇自然の宝庫・曽爾村で サラノバレタスを武器に農業革新!
○山浦農園 代表/山浦 康二 さん
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1603 曽爾村/山浦 康二 さん
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煮ても炒めてもさくさくパリパリな革新的レタス『サラノバレタス』を栽培する農園が曽爾村にある。山浦康二さんが運営する山浦農園だ。
サラノバレタスは、オランダ種苗会社ライク・ズワーンが20年近くかけて品種開発した画期的なリーフレタスで、ライセンス契約を結ばなくては栽培できない。山浦農園は、国内13の栽培拠点の中でも、土耕栽培で8種類を栽培する数少ない農園だ。
その代表・山浦康二さんは、前職の節句人形の販売・製造の営業に励みながらも、業界の先行きに不安を感じて離職、33歳のとき実家の農業を継いだ。減農薬・有機栽培の循環型農業に取り組み、44歳のとき奈良県エコファーマーに認定される。
しかし「従来のような農協出荷では、どんなにこだわって作っても、他人に値を付けられ、その他大勢の中の一野菜でしかない。だから後継者も減る」。営業マン時代にファイナンシャルプランナーの勉強をしていた山浦さん、「どこにもまねされない商品、自分しか作れない野菜」というオンリーワンが必要と考えた。
そして種苗展示会巡りをする中、平成18年、サラノバレタスと出遭う。「既存のレタスにはない際立つ個性に可能性を感じました」
しかし、栽培には「地域限定1農家、有機農業的な栽培を行っていること」などの制約と法人としてのライセンス契約が必要。第一関門の農業環境は突破したが、難関は「法人」。手だてを探って東奔西走、ライク社と1年がかりで交渉し、友人たちと組むことで何とか認定にこぎつけた。
平成19年から細々と作り始め、購入者の反応を見て22年から本格栽培へ。こだわりを認めてもらうため、早朝・夜に農作業をして、昼間は商談会や展示会など販路開拓に駆けずり回った。
平成24年1月の農業研修後、たまたま隣室で地産地消を目指す奈良県の会議に参加していた奈良市のフレンチシェフY氏と出会う。そのY氏が「これいいやん。ドレッシングと和えてもへたれんで、見栄えも味も良くて……」と。シェフ仲間に広めてくれたり、県のキッチンカープロジェクトに取り上げてくれたりもした。
「サラノバとの出会いで、農業を変えるきっかけをもらいました」。利用者の語ってくれるレタスの特長を武器に、さらに販路を求めて日々全国を行脚中だ。人任せではなく自分で売る農業、即ち”農業からの脱皮=会社組織“と表現し、「若者が就農しやすいモデルケースになりたい」と願う。
栽培も営業も山浦さん1人でやっている今は、営業に時間を取られれば種まきの時間もなく、生産は追いつかないというジレンマに陥る。だが「苦労だとは思いません。当然のことです。頑張った分だけ売り上げに結びつく」と、どこまでも明るい。
一方で、「ホテルやレストランから客評もいいとは聞くのですが、誰が作ったレタスかまでは知ってもらえない。百貨店に置いてもらって、僕のレタスとして売り出したい」と。”山浦農園のサラノバレタス、サラノバレタスの山浦農園“となり、それは”風光明媚な大自然が広がる曽爾村にある“と知れ渡る日が来るのを確信して、今日も汗を流し続ける。
1603 曽爾村/山浦 康二 さん
山浦農園 代表/山浦 康二 さん
Kouji Yamaura
1960年、曽爾村の農家に生まれる。高校卒業後、デザイン専門学校に学び、営業職を経て12年前に家業の農業を継ぐ。農業の未来を模索中、サラノバレタスと出遭って8年、その生産と販売の革新に挑み続ける。エコファーマー奈良県認定No-49、第6次産業化・総合化事業計画認定事業者。
【山浦農園】
FAX:0745-96-2344
MAIL:yamaura@m5.kcn.ne.jp
宇陀郡曽爾村伊賀見383
営/9:00〜8:00
休/土曜・年末年始
www.yamauranouen.com

【販売】1球250円前後
●曽爾高原ファームガーデン
●針テラスの直売所
●奈良のうまいものプラザ(JR奈良駅)
●梅田ぐるなびの直売所
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/酉越左官 一級左官技能士 酉越 仁さん
/印傳工房 南都 代表 南浦 太市郎さん(現代の名工/H28)
/和紅茶専門店「大仏汽茶」運営 Artsplaza(アーツプラザ株式会社) 古屋 研一郎さん
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/奈良町からくりおもちゃ館 館長 安田 真紀子さん
/奈良交通株式会社 自動車事業本部 乗合自動車部 運行受託グループ 統括指導員上條 正幸さん(ユンケル上條)
/地域おこし協力隊 下西 勇輝さん
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/きりかぶの里 代表 山崎 美重子さん
/散華美術館 館長 原田 千賀子さん
/金井畜産 代表 金井啓作さん
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/大和高原文化の会 会長 浦久保 昌宣さん
/ふくもと畳店 4代目 福本 亮さん
/山野草の里づくりの会 村上 秀夫さん
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/ならまちの引き売り 染井 大さん
/カフェ ねころん 経営 前川郁子さん
/子どもの自然の遊び場 彩雲ひろば 主宰 新井博子さん
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/蔵じまいの危機から再生、 “大和の酒”造りに挑む7代目
/農家民宿 ほったらかし家 ボランティア団体「しもまる」会員 西岡千種さん
/自給倶楽部「華坊主の里」 沢井啓祐さん 三家昌興さん 松本陽一さん
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/自然派農場しもかわ 主宰 下川 麻紀さん
/ドールハウス・ミニチュア作家 シック・スカート(植田 定信)さん
/竹アーティスト/「竹の國」代表 三橋 玄さん
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/ふくさきわう代表 的場ふくさん
/奈良民俗文化研究所 代表 鹿谷勲さん
/通訳・翻訳・ライター 川上村地域おこし協力隊員 エリック・マタレーゼさん
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/NPO法人無形文化継承機構 福住S・ジョブズ・スクール理事長 前嶋文典さん
/とようけのもり 女将 野田 知江さん
/歴史研究家 長田光男さん
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/NPO法人 メディアネット宇陀 副理事長 稗田 睦子さん
/高山茶筌 翠竹園 伝統工芸士 稲田 有節 さん
/井上 加代 さん
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合同会社 ほうせき箱 代表/平井 宗助 さん
農業家/松浦 猛さん
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古代日本茜染研究所/宮崎 明子 さん
切り絵作家/石賀 直之 さん
河内・江州音頭倶楽部 奈良躍遊会/高岡 伸和 さん
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奈良・人と自然の会/森 英雄 さん
めだか街道/枡田 秀美 さん
映像作家/保山 耕一 さん
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奈良県立医科大学 名誉教授/大𥔎 茂芳 さん
TANTANAKUY 井上工房/井上 暁 さん
竹細工職人/浦嶋 正幸 さん
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有限会社津田瑞苑/津田 和佳 さん&祥乃 さん
曽爾村役場企画課 曽爾村農林業公社事務局/髙松 和弘 さん
農家のお米屋おおの/大野 收一郎 さん
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人形作家/岡本 道康 さん
相楽木綿(さがなかもめん)伝承館代表/福岡 佐江子 さん
前鬼宿坊 小仲坊 61代目/五鬼助 義之さん 三津子さん
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