自然と暮らす まほなび
◇「こう暮らしたいから、こう働く」 若い世代が描く田舎のカタチ
○デザイナー/坂本 大祐 さん
makican
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
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夏は滝や高見川が涼を運び、冬は厳しい寒さが山里を白く染める東吉野村。ここで、若者に田舎での新しいライフスタイルを提案するデザイナーがいる。7年前、両親の住むこの村にやってきた大阪府出身の坂本大祐さんだ。
村との出会いは、中学1年生の時。入学と同時に1年間、祖母の勧めで山村留学にやってきた。ニュータウン暮らしだった坂本さんにとって、友達と滝に飛び込んだり、自転車で片道2時間かけて魚釣りに行ったりする日常のすべてが新鮮。そこには漫画やアニメでしか知らない自然の中の世界が広がっていた。
留学後は大阪暮らしを再開。大学で建築を学び、卒業後にアンティーク家具店で働いていた際、お客さんの「店に合うテーブルが見つからないので作れないか」の声でデザインの仕事を受けるようになった。周囲にデザイナーが多かったことも刺激となり、伝えたいことをプロデュースするデザインの面白さにひ惹かれていった。
本格的にデザイナーへと転身すると、収入も大幅に増加した。だが、ひたすら仕事をこなす生活の中に、自分の時間はなくなっていた。「周りは皆ライバル。ステータスや名声を上げることが目的になっていた自分に、違和感も抱いていました」。しかし止まることを知らないまま31歳を迎えたある日、坂本さんはついに体を壊してしまった。
これを機に、東吉野村への移住を決意。留学での縁から交流が続き、村を気に入った両親がすでに移り住んでいたこともあり、坂本さん自身も生活の拠点を村へ移した。
以前に比べて仕事量は激減。だが「どうしても君に頼みたい」と言ってくれる人からの仕事が入ってきた。その分、一つひとつの仕事を納得するまで時間をかけて探るうちに、本当に望まれるカタチを突き詰めるようになった。「都会ではカタチを変えるだけで商品が売れた。でも、結局はそれの繰り返し。本当にいいデザインとは、シンプルで長く愛されるものだったんです」。これには長いスパンで木を育てる吉野林業の考え方にも影響を受けた。
村で暮らし始めて、生活と仕事の順番が違っていたことにも気付かされた。とにかく仕事中心だった都会生活。今では「こういう風に暮らしたいから、こう働く」と考えが変化。自分らしい暮らし方が自然と体の回復にもつながった。
「都会は僕らの親世代が作り上げてしまった。でも田舎って、余白のある絵なんですよ」。これからの若い世代でも描けるのが田舎。求められる仕事があり、住むだけでも喜んでもらえる。ならば、それを支援するカタチを生み出そうと、村内にシェアオフィスを作る計画や、移住者が住む家のデザインを発案。県や村、クリエイター陣が手を組んで歩み始めた。実際に、大阪でデザイナーとして活躍する友人夫婦も坂本さんの暮らしに憧れて村に引っ越してきている。
「こんな暮らし方があっていいんじゃないか、という思いを、これからもここで描いていきたいですね」
1402 東吉野村/坂本 大祐 さん
デザイナー/坂本 大祐 さん
Sakamoto Daisuke
1975年生まれ、大阪府狭山市出身。商業デザイナーとして、パッケージや店舗デザインなど幅広く手がける。体を壊したことをきっかけに、山村留学経験のある東吉野村へ移住。
坂本さんの作品実績
sakamotodaisuke.tumblr.com

「design office A4」と運営しているものづくり工房「図工ラボ」 zuko-labo.com

引っ越してきたデザイナーの事務所
「design office A4」とタッグを組んだ作品も。
・活字ブックマーカー 630円
・faces stamp 525円
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/酉越左官 一級左官技能士 酉越 仁さん
/印傳工房 南都 代表 南浦 太市郎さん(現代の名工/H28)
/和紅茶専門店「大仏汽茶」運営 Artsplaza(アーツプラザ株式会社) 古屋 研一郎さん
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/奈良町からくりおもちゃ館 館長 安田 真紀子さん
/奈良交通株式会社 自動車事業本部 乗合自動車部 運行受託グループ 統括指導員上條 正幸さん(ユンケル上條)
/地域おこし協力隊 下西 勇輝さん
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/きりかぶの里 代表 山崎 美重子さん
/散華美術館 館長 原田 千賀子さん
/金井畜産 代表 金井啓作さん
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/大和高原文化の会 会長 浦久保 昌宣さん
/ふくもと畳店 4代目 福本 亮さん
/山野草の里づくりの会 村上 秀夫さん
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/ならまちの引き売り 染井 大さん
/カフェ ねころん 経営 前川郁子さん
/子どもの自然の遊び場 彩雲ひろば 主宰 新井博子さん
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/蔵じまいの危機から再生、 “大和の酒”造りに挑む7代目
/農家民宿 ほったらかし家 ボランティア団体「しもまる」会員 西岡千種さん
/自給倶楽部「華坊主の里」 沢井啓祐さん 三家昌興さん 松本陽一さん
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/自然派農場しもかわ 主宰 下川 麻紀さん
/ドールハウス・ミニチュア作家 シック・スカート(植田 定信)さん
/竹アーティスト/「竹の國」代表 三橋 玄さん
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/ふくさきわう代表 的場ふくさん
/奈良民俗文化研究所 代表 鹿谷勲さん
/通訳・翻訳・ライター 川上村地域おこし協力隊員 エリック・マタレーゼさん
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/NPO法人無形文化継承機構 福住S・ジョブズ・スクール理事長 前嶋文典さん
/とようけのもり 女将 野田 知江さん
/歴史研究家 長田光男さん
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/NPO法人 メディアネット宇陀 副理事長 稗田 睦子さん
/高山茶筌 翠竹園 伝統工芸士 稲田 有節 さん
/井上 加代 さん
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合同会社 ほうせき箱 代表/平井 宗助 さん
農業家/松浦 猛さん
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古代日本茜染研究所/宮崎 明子 さん
切り絵作家/石賀 直之 さん
河内・江州音頭倶楽部 奈良躍遊会/高岡 伸和 さん
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奈良・人と自然の会/森 英雄 さん
めだか街道/枡田 秀美 さん
映像作家/保山 耕一 さん
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奈良県立医科大学 名誉教授/大𥔎 茂芳 さん
TANTANAKUY 井上工房/井上 暁 さん
竹細工職人/浦嶋 正幸 さん
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有限会社津田瑞苑/津田 和佳 さん&祥乃 さん
曽爾村役場企画課 曽爾村農林業公社事務局/髙松 和弘 さん
農家のお米屋おおの/大野 收一郎 さん
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人形作家/岡本 道康 さん
相楽木綿(さがなかもめん)伝承館代表/福岡 佐江子 さん
前鬼宿坊 小仲坊 61代目/五鬼助 義之さん 三津子さん
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