自然と暮らす まほなび
◇先人に学び、先人の思いを繋げる
○仏師・彫刻家/吉水 快聞さん
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1211 吉水 快聞さん
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蓮の花に白い子鹿が鎮座するトロフィー。神秘的な存在感を放つ。2012年9月に開催された奈良国際映画祭、ゴールデンSHIKA賞受賞者に贈られたものだ。作者は吉水快聞氏。800年もの時を超え、鎌倉時代の仏師快慶に学び技を受け継ぐ、若き仏師であり彫刻家である。
小学生の頃から美術など手を動かすことが好きで高校は美術科に進学した。この頃、仏像にはほとんど興味がなく、生き物などの創作をしていたという吉水さんは浄土宗のお寺の長男。「近過ぎたのでしょうね」。大学は彫刻に関わる技法や技術を学びたい一心で東京藝術大学へ。彫刻を学ぶにつれ、日本の彫刻の原点の一つは仏像であると再認識。「奈良にはなんて多くの国宝、重文の傑作があったのか」と気付き、仏像を学び始めた。大学院では文化財保存学を専攻し、仏像模刻や文化財修復を本格的に研究し博士号まで取得した。
博士課程では、現在の阿弥陀如来立像の原点の一つと考えられる快慶作・東大寺俊乗堂蔵阿弥陀如来立像の模刻研究に取り組んだ。「阿弥陀如来は実家の本尊であり、幼い頃から身近な存在でした。中でも快慶の作品は、完璧なバランスと仏への敬意が随所に感じられるまさに傑作です」。どんな素材、技法が使われていたのか。大陸からもたらされる新しい文化や思想、飛鳥・天平・平安と受け継がれた日本の伝統文化を受けて、快慶が何を創り出そうとしていたのか。模刻を通して追体験する。「木の寄せ方、彫り方、彩色、それぞれに卓越した技がありました。そして、それをまとめ上げるセンス……。いつしか快慶自身に当時の技術と心を教わっているように感じました」
『伝統は心の伝承』  吉水さんが大切にしている言葉だ。「表現するために様々な技術を学んできました。模刻や修復を通して、長い歴史の中、大切に守り伝えてきた先人たちの精神に触れることができ、これを現在に活かし、また新たに繋げていきたいと思いました。これが伝統なのかもしれないですね」
仏師ともう一つの顔は彫刻家。「蛙」「龍魚(アロワナ)」「伝々虫(でんでんむし)」など創造彫刻は独特の世界感を持つ。「神格化されたものやその空気感が好きでね」。顔料、漆、金箔、截金と先人から学んだ技が施され、写実的であり抽象的な作品に仏師の美意識が生かされている。
「創作彫刻も、仏像も200年、300年と残るものを作りたい。そしていつか快慶を超える新しい時代の傑作を」と吉水さん。繊細な一彫りに快慶の姿を見たようだった。
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仏師・彫刻家/吉水 快聞さん
Kaimon Yoshimizu
1982年、奈良の浄土宗の寺に生まれる。2010年東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復彫刻において快慶の阿弥陀如来立像を中心に研究を行い、博士号(文化財)を取得。在学中に僧侶ともなる。2011年奈良市内に工房『巧匠堂』を構え、彫刻家として創作・仏像の制作等を行う。

工房[匠工房]www.kaimon.biz/
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/カフェ ねころん 経営 前川郁子さん
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/農家民宿 ほったらかし家 ボランティア団体「しもまる」会員 西岡千種さん
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/自然派農場しもかわ 主宰 下川 麻紀さん
/ドールハウス・ミニチュア作家 シック・スカート(植田 定信)さん
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/竹アーティスト/「竹の國」代表 三橋 玄さん
/ふくさきわう代表 的場ふくさん
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/とようけのもり 女将 野田 知江さん
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/高山茶筌 翠竹園 伝統工芸士 稲田 有節 さん
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古代日本茜染研究所/宮崎 明子 さん
切り絵作家/石賀 直之 さん
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奈良・人と自然の会/森 英雄 さん
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奈良県立医科大学 名誉教授/大𥔎 茂芳 さん
TANTANAKUY 井上工房/井上 暁 さん
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竹細工職人/浦嶋 正幸 さん
有限会社津田瑞苑/津田 和佳 さん&祥乃 さん
曽爾村役場企画課 曽爾村農林業公社事務局/髙松 和弘 さん
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農家のお米屋おおの/大野 收一郎 さん
人形作家/岡本 道康 さん
相楽木綿(さがなかもめん)伝承館代表/福岡 佐江子 さん
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前鬼宿坊 小仲坊 61代目/五鬼助 義之さん 三津子さん
川上村エコツアー推進プロジェクト<br>“山遊び塾ヨイヨイかわかみ”/竹中 雅幸 さん
矢的庵/大矢 貴司 さん
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マクラメ天然石アクセサリー作家/高木 雅典 さん 希 さん
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第42・48次日本南極地域観測隊 理学博士/岩野 祥子 さん
奈良市の隠れ里 Nyu farm 実行委員会 代表/鼎 文代 さん
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村上メリヤス 代表/村上 恭敏 さん
伊那佐郵人 局長/松田 麻由子 さん
明日香ビオマルシェ 代表<br>たるたる自然農園 経営/樽井 一樹 さん
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