自然と暮らす まほなび
◇大宇陀の自然が創り出す、手仕事の逸品
○大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
makican
0809 大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
0809 大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
0809 大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
0809 大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
0809 大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
0809 大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
makican
大宇陀のはずれ、のどかな田園風景の中にある「パン工房のら」。注文販売しかとらず全国発送する。買った人の口コミとブログで、近畿を中心に北海道まで常連客がいると聞き、その秘密を探りに大宇陀に向かった。
目印のバナナの木がわさわさ揺れる坂を上がると、普通の平屋が。自宅兼工房。店は持っていない。パンを焼くのは夫ののらさんこと、櫻井直樹さん。「夫婦だけど戸籍は入れていません。別に支障もないし」と笑う妻の久保亜希子さんは、同じく自宅に工房を持つ、宙吹きガラス作家だ。2人がここに移り住んで11年になる。
たまたま2人とも京都に住んでいた。知り合う前、直樹さんはコックなどで半年働きお金をためては半年アジアを旅行する生活、大学卒業後に同じく旅行中だった亜希子さんとインドで出会った。帰国後、再び直樹さんは仕事につき、亜希子さんは京都のガラス工房で修業。その後一緒になり、亜希子さんの独立を機に、室生寺が好きな亜希子さんの希望で、奈良に住むべく半年間家探し。結果、落ち着いたのが今の家だ。
「僕は仕事をやめてついて来ました(笑)」。仕事を探していたとき、たまたま図書館で借りてきた本にヨーロッパの原始的な石窯の作り方が載っていた。
「美味しいパン屋がほしいなあと思っていて、窯を見たとき、あ、これなら作れると思って、自分で石を積み上げて作りました」。あらかじめ窯の中で薪を焚き、灰をかき出して余熱でパンを焼く。販売を始めたら、買った人の口コミやブログで広がり、遠方よりわざわざ訪ねてくる人もいる。「僕らはパソコンや携帯電話すら使わないからホームページも持ってなくて。有難いことです」。
作り方は至ってシンプル。自家製の天然酵母に、国産小麦、塩、水を入れて何度も手でこねる。余分なものは一切入れない。ある建築家に「備前焼を眺めている気分」とまで言わしめた定番のライ麦パンをはじめ、少しずつレパートリーが増えていき、オリジナルの緑豆あんぱん、そば粉のビスコッティなどが好評だ。どれももっちり、外はパリっとしているのに中はしっとりしていて、櫻井さんの素朴で温かい人柄がそのままパンになったよう。料理人が多く買いに来るのもうなづける。
「薪やそば粉はパンと物々交換でいただいていて、本当にいろんな方にお世話になっています」。
日常づかい、と言う亜希子さんの器も、一つとして同じものがない、手作りの温かみがどこか懐かしく、シンプルなのに表情豊か、夫婦ならではの共通したゆるやかな感性に、ほっと心がなごんでくる。
「この家からの眺めや竹やぶの風、小鳥のさえずりなどの自然とともにある暮らし、その中でのものづくりの賜物です。ここでしか生まれないものです」。
目下の悩みは、2人とも土・日曜が忙しく、村の行事になかなか出られないこと。直樹さんは土・日曜パンを取りにくる人が多く、亜希子さんも、窯に火を入れたら3か月は無休で作り続ける。
「のら」は、本当は猫の名前。今は4匹もいて、旅行にも行けないが、「ここ自体がアジアに旅しているような気分になれるので、ここでうだうだしているのも楽しい」と。将来はこんな自然な場所に、小さな店とカフェが持てればと、のんびり夢を温める2人だ。
0809 大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
大宇陀/櫻井 直樹 さん 久保 亜希子 さん
Sakurai Naoki Kubo Akiko
【パン工房「のら」】 注文生産のみ
・ライ麦66 1/2本350円、1本700円
・緑豆あんぱん 1/2本 350円、1本700円
・そば粉のビスコッティ 300円
・カンパーニュ、くるみ&レーズン、いちじく&ナッツ 各350円
・甘夏ピールとナッツ、オリーブとチーズとドライトマト 各350円他
・定休日 毎週木曜、毎月28,29日
・全国発送OK
・注文はTELかFAXで。来訪は事前に電話を。

【宙吹きガラス「工房如庵」】 見学不可
・ギャラリー「器 穂垂(ほたる)」(香芝市白鳳台2-31-7、TEL/0745-78-3851)に常設
所/宇陀市大宇陀区田原859-1
TEL・FAX/0745-83-0766
makican
makican
/山野草の里づくりの会 村上 秀夫さん
/ならまちの引き売り 染井 大さん
/カフェ ねころん 経営 前川郁子さん
makican
/子どもの自然の遊び場 彩雲ひろば 主宰 新井博子さん
/蔵じまいの危機から再生、 “大和の酒”造りに挑む7代目
/農家民宿 ほったらかし家 ボランティア団体「しもまる」会員 西岡千種さん
makican
/自給倶楽部「華坊主の里」 沢井啓祐さん 三家昌興さん 松本陽一さん
/自然派農場しもかわ 主宰 下川 麻紀さん
/ドールハウス・ミニチュア作家 シック・スカート(植田 定信)さん
makican
/竹アーティスト/「竹の國」代表 三橋 玄さん
/ふくさきわう代表 的場ふくさん
/奈良民俗文化研究所 代表 鹿谷勲さん
makican
/通訳・翻訳・ライター 川上村地域おこし協力隊員 エリック・マタレーゼさん
/NPO法人無形文化継承機構 福住S・ジョブズ・スクール理事長 前嶋文典さん
/とようけのもり 女将 野田 知江さん
makican
/歴史研究家 長田光男さん
/NPO法人 メディアネット宇陀 副理事長 稗田 睦子さん
/高山茶筌 翠竹園 伝統工芸士 稲田 有節 さん
makican
/井上 加代 さん
合同会社 ほうせき箱 代表/平井 宗助 さん
makican
農業家/松浦 猛さん
古代日本茜染研究所/宮崎 明子 さん
切り絵作家/石賀 直之 さん
makican
河内・江州音頭倶楽部 奈良躍遊会/高岡 伸和 さん
奈良・人と自然の会/森 英雄 さん
めだか街道/枡田 秀美 さん
makican
映像作家/保山 耕一 さん
奈良県立医科大学 名誉教授/大𥔎 茂芳 さん
TANTANAKUY 井上工房/井上 暁 さん
makican
竹細工職人/浦嶋 正幸 さん
有限会社津田瑞苑/津田 和佳 さん&祥乃 さん
曽爾村役場企画課 曽爾村農林業公社事務局/髙松 和弘 さん
makican
農家のお米屋おおの/大野 收一郎 さん
人形作家/岡本 道康 さん
相楽木綿(さがなかもめん)伝承館代表/福岡 佐江子 さん
makican
前鬼宿坊 小仲坊 61代目/五鬼助 義之さん 三津子さん
川上村エコツアー推進プロジェクト<br>“山遊び塾ヨイヨイかわかみ”/竹中 雅幸 さん
矢的庵/大矢 貴司 さん
makican
民宿タッサン/北岡 悠揮 さん 由妃 さん
マクラメ天然石アクセサリー作家/高木 雅典 さん 希 さん
山浦農園 代表/山浦 康二 さん
makican
奈良山岳自然ガイド協会 会長 よしくまプロジェクト 代表/岩本 泉治 さん
第42・48次日本南極地域観測隊 理学博士/岩野 祥子 さん
奈良市の隠れ里 Nyu farm 実行委員会 代表/鼎 文代 さん
makican
村上メリヤス 代表/村上 恭敏 さん
伊那佐郵人 局長/松田 麻由子 さん
明日香ビオマルシェ 代表<br>たるたる自然農園 経営/樽井 一樹 さん
makican
makican
ページのTOPへ