自然と暮らす まほなび
◇農業はやり方次第でおもしろい
○熊代農園/熊代 敬三 さん
makican
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
makican
奈良の特産品、柿の生産全国一を誇る旧西吉野村。そこで農園業を営む4代目の熊代敬三さん。。柿3.5ヘクタール、梅3.5ヘクタールを管理する。
3月は梅の花が一面に咲き香り、近づく春に心躍る季節だ。4月になれば、つぼみをつけた柿の、つぼみとり作業に追われる。柿の実を大きく作るために、一枝に7〜8個ついたつぼみを一個にする。6月は梅の実の収穫作業。7月はまだ青い柿の実をさらに選別、悪い柿を落とす。9月から刀根早生柿と呼ばれる渋柿の収穫、その後は富有柿の収穫、冬は梅の天日干し作業、剪定など、一年中休むまもなく作業に追われる。
敬三さんは、熊代家の3男。大学を卒業後、大阪で就職、呉服の営業についた。が、兄2人が家業を継がず、街中の賑やかな仕事から一年も経たないうちに呼び戻された。「兄らが継がないなら、仕方ないかなあって。まあ周りの同級生も継いでたし、元々都会より田舎が好きやし、西吉野が好きやから」。
せっかくやるのなら、前向きに夢を持って楽しくやろうと、従来の農地に国営農地を買い足して増やし、師匠である父と一緒に、梅の有機栽培を始めた。農業は子どもの頃から手伝っていたので要領はわかるが、いざ本格的にやるとなると難しい。ましてや有機栽培は、土から変えなければならない。3年たって土に化学物質がまったくなくなってから梅の木を植え、農薬を使わず丁寧に育てていく。「虫に食べられますが、仕方ない。我慢比べです」。雑草も、除草剤は使えないので、半年の間に10回以上草刈りをする。農薬を使わないので、収穫量も慣行栽培の7割程度だ。
だが、安全・安心と品質のよさが買われて、奈良県のエコファーマー認定はもちろんのこと、堆肥の原材料に至るまで審査が非常に厳しいヨーロッパのECO CERT(エコサート)の認定を受け、仲間と二人で作った「大和まごころ会」からヨーロッパに有機梅を輸出している。海外で有機JAS資格を取得しているのは、全国でここだけだ。
柿も有機栽培を試みたが、現在、まだ成功しておらず、低農薬の柿として出荷。だが柿も質がいいと口コミでお客がつき、大阪や兵庫から直接農園に買いに来る。また10年前からインターネット販売も行っているが、ネットで買った人が、どんなところで出来ているのかと見学に来る人もいるという。直売を含むと、毎年10kg箱8000ケースが売り切れる。
向上心は人一倍。仲間との勉強会や研究会などを開き、熱心に研究。「でも自然相手だし、同じものを作っているのに毎年違う。何年やっても1年生です」とあくまで謙虚。今は、果樹のすきまに出来ることはないかと、花ザンショウの栽培を試みている。「農業はやり方次第で本当におもしろい。夢は、こだわりの生産者ばかりが集まった直売所を作ること。お客様の顔が見える、声が聞ける販売を目指します」。
0803 西吉野町/熊代 敬三 さん
熊代農園/熊代 敬三 さん
Kumashiro Keizo
西吉野は昔からの村なので、守るべき神様や仏様がたくさんおられて行事が目白押しです(笑)。白銀山の頂上にある波宝神社はご祭神が神功皇后。村の宝です。
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/酉越左官 一級左官技能士 酉越 仁さん
/印傳工房 南都 代表 南浦 太市郎さん(現代の名工/H28)
/和紅茶専門店「大仏汽茶」運営 Artsplaza(アーツプラザ株式会社) 古屋 研一郎さん
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/奈良町からくりおもちゃ館 館長 安田 真紀子さん
/奈良交通株式会社 自動車事業本部 乗合自動車部 運行受託グループ 統括指導員上條 正幸さん(ユンケル上條)
/地域おこし協力隊 下西 勇輝さん
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/きりかぶの里 代表 山崎 美重子さん
/散華美術館 館長 原田 千賀子さん
/金井畜産 代表 金井啓作さん
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/大和高原文化の会 会長 浦久保 昌宣さん
/ふくもと畳店 4代目 福本 亮さん
/山野草の里づくりの会 村上 秀夫さん
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/ならまちの引き売り 染井 大さん
/カフェ ねころん 経営 前川郁子さん
/子どもの自然の遊び場 彩雲ひろば 主宰 新井博子さん
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/蔵じまいの危機から再生、 “大和の酒”造りに挑む7代目
/農家民宿 ほったらかし家 ボランティア団体「しもまる」会員 西岡千種さん
/自給倶楽部「華坊主の里」 沢井啓祐さん 三家昌興さん 松本陽一さん
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/自然派農場しもかわ 主宰 下川 麻紀さん
/ドールハウス・ミニチュア作家 シック・スカート(植田 定信)さん
/竹アーティスト/「竹の國」代表 三橋 玄さん
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/ふくさきわう代表 的場ふくさん
/奈良民俗文化研究所 代表 鹿谷勲さん
/通訳・翻訳・ライター 川上村地域おこし協力隊員 エリック・マタレーゼさん
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/NPO法人無形文化継承機構 福住S・ジョブズ・スクール理事長 前嶋文典さん
/とようけのもり 女将 野田 知江さん
/歴史研究家 長田光男さん
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/NPO法人 メディアネット宇陀 副理事長 稗田 睦子さん
/高山茶筌 翠竹園 伝統工芸士 稲田 有節 さん
/井上 加代 さん
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合同会社 ほうせき箱 代表/平井 宗助 さん
農業家/松浦 猛さん
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古代日本茜染研究所/宮崎 明子 さん
切り絵作家/石賀 直之 さん
河内・江州音頭倶楽部 奈良躍遊会/高岡 伸和 さん
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奈良・人と自然の会/森 英雄 さん
めだか街道/枡田 秀美 さん
映像作家/保山 耕一 さん
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奈良県立医科大学 名誉教授/大𥔎 茂芳 さん
TANTANAKUY 井上工房/井上 暁 さん
竹細工職人/浦嶋 正幸 さん
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有限会社津田瑞苑/津田 和佳 さん&祥乃 さん
曽爾村役場企画課 曽爾村農林業公社事務局/髙松 和弘 さん
農家のお米屋おおの/大野 收一郎 さん
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人形作家/岡本 道康 さん
相楽木綿(さがなかもめん)伝承館代表/福岡 佐江子 さん
前鬼宿坊 小仲坊 61代目/五鬼助 義之さん 三津子さん
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