古代豪族・蘇我氏ゆかりの古社と
地元住民が守り伝える文化財を
歴史さんぽ
周辺の地名「曽我」は飛鳥時代に活躍した豪族・蘇我氏に由来。駅の南から東にかけてはゆかりの古社が点在しているよ。
① 真菅駅
ますがえき
1日に約5000人が利用。休日にはすぐ南の緑地公園に向かう家族連れなどの利用が多い。
近鉄大阪線 真菅駅 周辺
makican
② 宗我坐宗我都比古神社
(そがにますそがつひこじんじゃ)
祭神は河内から移り住んだ蘇我氏の始祖・石川宿弥夫妻。推古天皇の時代に蘇我馬子が社殿を造ったのが始まりとされ、以降1400年以上。地元住民から「曽我ンさん」と親しまれる。
makican
③ 人麿神社
万葉歌人・柿本人麻呂を祀る神社。葛城市新庄町の柿本神社から分祀されたと伝えられる。本殿は南北朝時代のもので、国重文。境内に人麻呂の残した万葉秀歌『秋山の黄葉を茂み迷ひぬる 妹を求めむ山道知らずも』の碑文が立つ。
makican
makican
④ 入鹿(いるか)神社
社伝によれば、「乙巳(いっし)の変」で殺され、同地まで飛んだ蘇我入鹿の首を祀ったのが始まり。入鹿は逆臣とされることから明治に社名・祭神を改めるよう求められたが、地元住民の反対で現在に残った。入鹿を祀る唯一の神社として、全国から多くの歴史ファンが訪れる。
makican
⑤ 正蓮寺大日堂
明治に廃寺となった普賢寺の旧本堂。現在の建物は文明10年(1478年)の再建で、貴重な室町期の小規模仏堂として国重文に指定されている。明治に一時売却されたが、地元住民が落札し守ったというエピソードも。堂内拝観は小綱町文化財保存会へ(受付はメールのみ)。
HP/
dainichido.net
問/info@dainichido.net
makican
makican
⑥ 正蓮寺
創建年代などは不明だが、本尊の阿弥陀如来は江戸時代の仏師・康雲によるもの。大日堂と違い通常開扉されているが、拝観は極力事前に問い合わせを。また、毎月第1日曜は14時から月例法座を開催。事前予約なしで、読経・法話を拝聴できる。
TEL/0744-21-5551
makican
⑦ Cafe 円居・昆布の小倉屋
創業120年の老舗昆布店が運営する自然派カフェ。4種のメインから選べるランチは、昆布だしベースの味付けで、玉ねぎをはじめ淡路島産有機栽培の野菜を使用。10種類の昆布・佃煮バイキングもあり。昆布や佃煮は併設店舗でも販売。
TEL/0744-35-5434
時/9:00〜18:00(LO)
休/日曜
P/あり
makican
makican
⑧ 鈴音堂 小綱店
『酒まんじゅう 出世男』は市の 「みやげ物発掘プロジェクト」でグランプリを獲得した銘菓。今井町河合酒造の地酒・「出世男」とその酒かすを練りこんだ生地はやわらかで、食べると酒の風味がフワリ。温めれば、いっそう際立つよ。
TEL/0744-22-3256
時/9:00〜19:00
休/木曜(祝日は営業)
P/あり
makican
makican
近鉄吉野線
吉野駅
吉野神宮駅
大和上市駅
六田駅
越部駅
下市口駅
大阿太駅
福神駅
薬水駅
葛駅
市尾駅
壺阪山駅
飛鳥駅
岡寺駅
橿原神宮前駅
近鉄橿原線
橿原神宮前駅
畝傍御陵前駅
八木西口駅
大和八木駅
新ノ口駅
笠縫駅
田原本駅・西田原本駅
近鉄田原本線
田原本駅
但馬駅
箸尾駅
池部駅
佐味田川駅・大輪田駅
新王寺駅・王寺駅
近鉄生駒線
信貴山下駅
勢野北口駅
竜田川駅
平群駅
元山上口駅
東山駅
萩の台駅
南生駒駅
一分駅
菜畑駅
生駒駅
近鉄南大阪線
橿原神宮西口駅
坊城駅
浮孔駅
高田市駅
尺土駅
磐城駅
当麻寺駅
二上神社口
二上山駅
近鉄御所線
近鉄御所駅
忍海駅
近鉄新庄駅
近鉄大阪線
二上駅
近鉄下田駅
五位堂駅
築山駅
大和高田駅
松塚駅
真菅駅
makican